

様々な立場の人が集う

あずま家のゲストはバラエティ豊か。
ビジネスパーソンからお子さん連れの家族、学生、旅人、ひょうきん者から物静かな人とゲストさんの層は枠におさまらない。
色どり豊かなお鍋のように、様々な人たちが行き交う。
ゲストさんとともに、地域の農作物収穫の手伝いへいくことも。
「この地域で、また会いに来たい人が増えた」という声は何よりの喜びです。
ここでの出会いをきっかけに、ゲストさん同士、遠方からの観光客と地域住民、ゆるやかなつながりを増やせればと思っています。

誰かのステップにつなげたい
誰かのあと一歩のきっかけになれればなぁ。
と、これまでの経験をふまえて身の上話をすることも。
もちろん、無理に頑張れとはいいません。
2018年秋にオープンして以来、ゲストさんが「わたしも頑張ろう」と、
進んでいる姿をちらりちらりと見聞きします。
あずま家の帰り道、自身の中でなにかの変化を感じてもらえたら嬉しいです。
あずま家での宴会ごとは、いつも突然はじまる。
それは、鍋だったりたこ焼きだったり。地元の食材を各々が持ち寄って、なんてことも。
夏はシュウリ貝、牡蠣、ホタテ、野菜。秋は釜石の特産品『甲子柿(かっしがき)』を使ったメニュー、冬はわかめしゃぶしゃぶや土鍋でご飯会。
参加者ひとりひとりが手を動かすこの空間では、気がつけば顔を合わせた数に関係なく縁がうまれていきます。
旅人も、地域の人も、近所のシェアオフィスで仕事を終えた人がふらりと立ち寄るあずま家は、その日なにが起こるかわかりません。
ここは誰もがふらっと立ち寄れて、肩の力を抜ける場所。
私もゲストさんも、みーんな、自然体でゆるっと過ごしています。
ほかの誰かが「おかえり」と声をかけることも。
「気負わずにいられるできるところがいいよね、落ち着く」という声をよくいただいています。




いつものメンバー×初見さんは、もはや定番。
自然体でいられる心地よさ



顔の見えるご近所づきあいが続く、釜石大観音仲見世通り
はじめは誰も知り合いがいなかったここ、仲見世通り。
今ではご近所さんと井戸端会議を繰り広げるように。
手作りの味ご飯や家庭菜園で採れたお野菜など、お裾分けをもらうこともしばしば。
実は、この通りに人が住んでいることを知らない人はこの地域でさえも少なくありません。
ゆったり、まったり、お裾分け文化を続けながら、暮らしは 続いています。


暮らした分だけ、惹きつけられる味わい深さ
ここ仲見世通りにて暮らしたことで知った魅力は数えきれません。
朝8時を過ぎると向かいのちびちゃん(猫)が散歩。お昼ごろには隣のお食事処から美味しそうな香りが。
夕方には近くの高校生がジョギングしたり、畑作業やお散歩したりする住民さんもちらほら。
誰かの不在時に通り雨が降れば、洗濯物をかわりにいれておくなどの助け合いの文化も根付いています。
1泊2泊3泊と、寝て起きて、暮らしを味わうほどに惹きつけられるのがこの通り。
色んな表情を持つのがここの通りやあずま家です。



子どもが自由に遊べる場を
仲見世通りで土いじり。
ご近所さんに「畑をやりたいなあ」と相談したところ、トントン拍子で話がすすみ、昨年まで管理されていた畑を借りられることに。
親子イベントや、子どもの遊び場をつくりたいとかねてより構想していたなかで、最初のステップとして「畑」を活用することにしました。
2019年5月、自然あそび広場にここさんと協働で、土いじりをはじめました。これから、子どもの遊び場、居場所づくり、子育てママのちょっとくつろげる場所をつくっていきます。

自分の好きなように過ごしてもらう
これまでに何度か親子イベントを催しました。
"自分の好きなように過ごしてもらう"をキーワードに、お子さんたちには草むしりから参加してもらっています。
今は、なす、ピーマン、ミニトマトやパプリカ、かぼちゃやさつまいもなどを育てています。
収穫祭を企てていますが、「いつやるか」はお楽しみに。
子どもたちと一緒に皮むき、調理からする予定です。好きなように過ごしてもらって、こちらは見守るのみ。にこことあずま家に通ずるところです。

人と人をつなげてくれる影の立役者
毎日見かける、仲見世通りのネコたち。ちょっぴりご紹介します。





